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タカタテクノサービス

FD3S 出力低下原因探求

RX-7 FD3Sの入庫です。
時々、エンジン出力が低下する現象が起きるとの事で、原因の究明を行います。
このような時にもダイナパックが活躍します。

ダイナパックで出力測定をしてみましたが、大きな問題はなさそう、
ターボチャージャーの切替も全て機能していて過給圧も正常。
点検しながら何度か回していると、突然出力低下。過給圧も突然下がります。

助っ人を呼んで、車両の操作はお願いして、自分はエンジンルーム内を再度確認。
やはりターボチャージャーの切替は全て正常。

何度か確認していると、突然サクションホースがぺったんこに潰れてしまいました。
どうやら全開時セカンダリータービンに切り替わると、セカンダリー側のサクションホースが時々潰れてしまうようです。

アクセルを離すと元通りの形に戻って、何事も無かった状態に戻ります。
温度の上昇でサクションホースが柔らかくなると潰れてしまうようです。

ホースとエアクリーナーの交換はオーナー様自信がされるとの事で、作業は完了です。