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テクニックステージタカタ

転倒車ゼロ!2022全日本ダート

土曜日の公開練習を終えた時ふと、

「これは明日、転倒車両を出さずにいけるかも・・?」という予感がした。

 

 

選手が安全に楽しく走れるように日々の路面整備をしている中、

今回は新コースが完成して初めての全日本戦を迎えた。

新コースゾーンは残念ながらギャラリーは立ち入る事ができないが、ジャンピングスポットを設け

選手の腕が試されるテクニカルなゾーンに仕上がっている。

 

(←別の日に撮影)

 

大会前日の練習走行を1本しか走れない中で、何速シフトでそのコーナーを駆け抜けるか見極め

選手たちは本番の2本に懸ける。

 

 

10月2日(日)いよいよ大会当日。

埃が立たないように塩カルと水が撒かれた路面、どの程度グリップするのか探りながら選手たちは走る

「タカタは行き過ぎたかと思ってスピードを緩めると届かないから、行き過ぎぐらい行かないと」

という声をちらほら聞く。思っているよりグリップするという意味だろうか

 

 

実際に優勝した選手もそのような事を言っていた。それはある意味恐ろしくもあるがもしかして

その度胸が勝敗を分ける限界の時に必要なのかもしれない。

 

 

トップドライバーともなると限界走行中も冷静に自分の走りを分析しているらしく、

新コースの絶妙な焦らされコーナーと、これまでの高速コースの融合を楽しんだという

 

 

選手は気づいたかどうか、転倒防止に少しコーナーの幅を広げたり、イン側の段などを設けた

そのちょっとした工夫も功を奏し、コースレイアウト、選手の技術のおかげも伴って

今年の全日本広島ラウンドは転倒車両ゼロでゴールを迎える事ができ

「安全に楽しく」が実現された。

 

イベント終了後、

「あんなにずーっと高速で走れるダートコースは他にない」

「新コースの路面持ったね!よく造ったね!」

「タカタは走れるだけでステータスなんです。」

「やっぱり日本一!」

という声を頂いた。

 

 

皆さま遠い所からお越し頂き誠に有難うございます。

一年に一度、懐かしい仲間とも会える貴重な日になっています。

今年はモンスター田嶋さんも観戦に来られていました。國政さん、登坂さんの姿もありました。

来られてるんだったら会いたかった!という方も多いのではないでしょうか?

今回偶然にもファン(ギャラリー)と本人(選手)を会わせる機会があり

大喜びしているファンの姿を見て、そのようにサポートできる喜びを知りました。

(ペンは常に持っていないといけませんね。)

その選手はその日クラスで優勝され、ファンも大興奮・大満足だった様子で

勝利を一緒に喜んでくれる、ファンづくりの大切さも改めて感じました。

 

来年も皆さまの特別な時間になりますように。

またお会いしましょう。